2013/09/29

ヤマトリカブト(山鳥兜)キンポウゲ科 英名:monkshood


ヤマトリカブト(山鳥兜)の紫の花




























ヤマトリカブト(山鳥兜)

学名:Aconitum jaonicum Thunb. ex Murray var montanum Nakai
英名:monkshood



キンポウゲ科 トリカブト属

本州の中部~東北地方の山の草地や林のふちなどに生える多年草です。


草丈は60~150センチぐらいで直立し枝の上部は少し垂れて曲がることがおおい。
葉は互生し柄が長く、深く3~5裂して手のひら状、表面はつやのある濃緑色です。
地中には、3センチくらいの塊根(かいこん)があり、倒卵形で褐色、短い柄でつながった
新塊根があります。


花期は8~10月頃。
茎頂や茎の上部から柄を出して、青紫色のかぶと状の花をつけます。


花びらのように見えるのは、じつは、5枚のがく片である。がく片は正面から見ると、
星型の位置に並んでいる。
上のがく片は、カブト形でもっとも大きく、横のがく片は丸い形、下のがく片は細長い。
本当の花びらは、カブトのなかにある2枚の細いひもみたいなもので、横から見ると、
カタカナのイの字のようで、一部が細くのびて筒状の距となり、蜜をためている。
雄しべはたくさんあり、雌しべは3本である。


果実は細長い袋で長さ1.5cmくらい。種子は多く、長さ3.5mmくらい






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