2013/10/02

ノコンギク(野紺菊)キク科 


ノコンギク(野紺菊)



庭で群生して咲いてきれいです。











ノコンギク(左)とユウガギク(右)の葉







ノコンギク(野紺菊)

学名:Aster microcephalus var. ovatus

キク科 シオン属

本州、四国、九州の野や山に普通に生える多年草。

もっともよく見かける野菊の一つです。

野菊の歌はこの花を見て作られたそうです。

野菊の仲間でよく似た花にヨメナがあります。


ノコンギクは、ごくありふれた野菊の一つで、道ばたでもよく見かける植物である。
  

地下茎が横に這い、あちこちから枝を出すので群落になることが多い。
茎は立ち上がって枝を出し、高さは50~100cmになる。
草刈りをされた場合など、はるかに小さい姿でも花をつけている。
根出葉は柄があって卵状長楕円形、茎葉は柄がなくて卵状楕円形から卵形で三行脈、
縁には粗くて浅い鋸歯が出る。
 いずれも葉の両面ともに短い毛がある。根出葉は花時にはなくなる。
頭花は淡い青紫色で茎の先に多数が散房状につく、花は径2.5cmほど、
(周辺の舌状花は細長くて紫を帯びた白から薄紫、中央の管状花は黄色)
痩果は長さ1.5-3mmで先端には4-6mmの冠毛が多数ある。

花は8月から11月頃

ここでは9月ごろから咲き始めます。


良く似た花にヨメナがあります。
ノコンギクの葉は触るとざらつきますが、ヨメナの葉はざらつきません。
種の違いも見分けるポイントになります。


ユウガギク(柚香菊)